• コンロ料理

けんちん汁

2025.03.01

材料:2人分

  • 木綿豆腐 ・・・ 1/2丁
  • 油揚げ ・・・ 1枚
  • ごぼう ・・・ 20g
  • だいこん ・・・ 50g
  • にんじん ・・・ 20g
  • こんにゃく ・・・ 0.25枚
  • 干し椎茸 ・・・ 1個
  • 戻し用水 ・・・  100cc
  • 昆布水 ・・・  300cc
  • 酒 ・・・ 大さじ 2
  • ごま油 ・・・ 大さじ 1
  • こいくち醤油 ・・・ 大さじ 1〜2
  • みりん ・・・ 小さじ 1
  • 塩 ・・・ 適宜

作り方

① 木綿豆腐は水切りする。油揚げは油抜きして食べやすくカットする。
ごぼうは小さ目の乱切りにして水にさらし、あく抜きしておく。
だいこん、にんじんはイチョウ切りにする。 


② こんにゃくは手やスプーンでちぎり、塩もみして下茹でしておく。


③ 干し椎茸は水で戻し、食べやすくカットし、戻した水は出汁用にとっておく。計量した水に昆布を1時間以上漬けて昆布水をつくっておく。


④ 鍋でゴマ油を熱し、水切りして崩した豆腐を炒める。大根、にんじん、ごぼう、こんにゃくも加えて炒める。 


⑤ 全体に火がとおったら、昆布だしと干し椎茸の戻し汁、酒を加えて落し蓋をして弱火で10分間煮る。野菜が柔らかくなったらみりんと醤油(半量)加えて更に煮こむ。

ポイント

この時、ガス台の便利な「タイマー機能」を使うと自動で消火できます。 


⑥ 火からおろす直前に残りの醤油と塩で味を整える。

ポイント

醤油を2回に分けて加えることで、醤油の風味が引き立ちます。

佑果先生の旬菜コラム

けんちん汁

大根やにんじんなどの根菜類と豆腐をじっくり煮込んだけんちん汁は、動物性食材を使わない精進料理の一種として知られています。名前の由来は諸説ありますが、一説には鎌倉の建長寺で作られていた「建長汁」がなまって「けんちん汁」と呼ばれるようになったといわれています。

炒め油はサラダ油でもいいですが、ごま油で炒めると香ばしさがアップします。豆腐は最後に崩し入れるレシピが多い中、今回は最初に炒めて余分な水分を飛ばすことで、お出汁が豆腐にしみ込んでより味わい深い一品に仕上げました。

野菜たっぷりなので、野菜不足の時や、遅い時間帯のお食事にもおすすめですよ!

髙月佑果 先生

食×健康=楽しい!イートムラボ
料理教室企画・運営及び開講サポート
遺伝子検査食事ダイエット指導/レシピ開発・商品開発
イートムラボ主宰/日本(福岡)栄養士会所属/福岡調理師専門学校栄養学非常勤講師
イートムラボHP