エコアのお料理レシピ

  • コンロ料理

牡蠣のたきこみごはん

2023.01.01

材料:2人分

  • 米 ・・・ 2合
  • 牡蠣 ・・・ 200g
  • 酒 ・・・  50cc
  • 水 ・・・  200cc
  • 昆布 ・・・ 2g
  • うすくち醤油 ・・・ 大さじ1.5
  • みりん ・・・ 小さじ2
  • 水 ・・・ 不足分
  • 小ねぎ ・・・ 適量

作り方

① 牡蠣は片栗粉又は大根おろしを身が壊れないよう優しくもみこみ汚れを付着させる。 2~3回塩水を変えながら洗い、ぬめりをとり除く。


② 鍋に水と酒を入れて昆布を約30分間ほど漬けておく。 弱火にかけ、沸騰直前で昆布を取りだし、うすくち醤油、みりんを加えてひと煮立ちさせる。 


③ 薄口しょうゆ、みりんを加えて沸騰したら①の牡蠣を加えて弱火で2分間ほど煮る。 煮汁と牡蠣の身に分ける。 


④ 鍋に洗った米と③の煮汁を濾しながら注ぎ、不足分の水を加える。


⑤ ガス台にセットし、炊飯機能がない場合は、強火にかけ、沸騰したら弱火で11〜12分間加熱する。クツクツとした音が聞こえなくったら強火で30秒加熱し、火を止めて15分間蒸らす。

ポイント

この時ガスの便利な炊飯機能を使うと、自動で米の量を計測し炊飯してくれます。


⑥ 蓋を取り、牡蠣の身を加え、再度蓋をしてそのまま5分間蒸らす。

佑果先生の旬菜コラム

牡蠣

冬が旬の真牡蠣は「R」が付く月が美味しいといわれますが、寒い時期ほどうま味が増えて美味しくなります。牡蠣は『海のミルク』と呼ばれるほど栄養満点で、うま味成分でもあるグリコーゲンや、良質なたんぱく質の他、亜鉛や鉄分、カルシウムなど様々な栄養素がたくさん含まれています。牡蠣の栄養を丸ごと取り入れるためにはスープや鍋など煮汁ごと食べられる料理がおすすめです。

今回の炊き込みごはんでは、先に煮汁で牡蠣に火を通すと同時に、牡蠣の栄養や旨みも煮汁に移すことでより美味しい炊き込みごはんを作ることができます。牡蠣は火を通しすぎると身が縮み、せっかくのぷっくり感やジューシーさがなくなってしまうので、ぐつぐつ煮込むよりは最後に加えて火を通すことがおすすめです。ただし、加熱が不十分だと食中毒の危険性が増しますので(特に加熱用)、火の通し具合には気を付けてくださいね。

高月佑果 先生

食×健康=楽しい!イートムラボ
料理教室企画・運営及び開講サポート
遺伝子検査食事ダイエット指導/レシピ開発・商品開発
イートムラボ主宰/日本(福岡)栄養士会所属/福岡調理師専門学校栄養学非常勤講師
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