• グリル料理

ガトーショコラ

2023.02.01

材料:2人分

  • A.薄力粉 ・・・ 30g
  • A.ココアパウダー ・・・ 10g
  • B.卵白 ・・・ 1個分
  • B.グラニュー糖 ・・・ 20g
  • C.卵黄 ・・・ 1個分
  • C.グラニュー糖 ・・・ 30g
  • D.チョコレート(ビター) ・・・ 100g
  • D.無塩バター ・・・ 50g

作り方

① A粉類は合わせてふるっておく。 卵を卵黄と卵白に分け、B卵白はグラニュー糖を加えながら硬めのメレンゲをつくる。


② C卵黄はグラニュー糖を加えて白っぽくなるまで混ぜ合わせ、卵黄ソースを作る。 耐熱ボウルにD刻んだチョコレートと1㎝角ほどにカットしたバターを入れて湯煎にかける。

ポイント

50~60℃くらいの湯温をキープする。


③ 溶けたチョコレートに、卵黄ソース加えて全体を混ぜ合わせる。 更に、ふるった粉類を加えてさっくり混ぜる。

ポイント

チョコレートが固まる場合は湯煎にかけながら混ぜる。


④湯煎からはずし、Dのメレンゲを2~3回に分けながら泡が潰れないように混ぜ合わせ、トロリとしたチョコレート生地をつくる。


⑤ 焼き型にサラダ油を塗り、チョコレート生地を流し入れる。ホイルを2重に被せる。


⑥ グリルの中火で10分間焼く。

ポイント

この時ガスの便利なグリル機能を使うと、自動で温度調整してくれます。

佑果先生の旬菜コラム

カカオ

チョコレートやココアの原料として知られるカカオは学名を「テオブロマ・カカオ」といい、熱帯地方で生息するアオギリ科の常緑樹です。学名にもあるテオブロマはギリシャ語で「神様の食べ物」という意味で、かつては王族など一部の上流階級にだけ許される貴重な食べ物だったといわれています。

硬い外郭におおわれたカカオの実はラグビーボールほどの大きさがあり、中に果肉と種子が入っています。この種子のことを「カカオ豆」と呼び、発酵・乾燥・加工の工程の中でチョコレートの主原料となるカカオマスができあがります。

カカオマスは苦味が強いため、砂糖やミルクなどを加えて食べやすく加工されたものが、ミルクチョコレートやスイートチョコレートです。ビターチョコレートやダークチョコレートはカカオマスの成分が多いので甘さ控えめですが、その分、カカオの香りや風味が強く、お菓子作りに向いているというわけです。

カカオマスの成分が多いと健康効果の高いカカオポリフェノールが豊富になることも嬉しい点ですが、食べすぎは良くないので、適量を守って上手に取り入れていきたいですね。

高月佑果 先生

食×健康=楽しい!イートムラボ
料理教室企画・運営及び開講サポート
遺伝子検査食事ダイエット指導/レシピ開発・商品開発
イートムラボ主宰/日本(福岡)栄養士会所属/福岡調理師専門学校栄養学非常勤講師
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