カーボンニュートラルLPガス取扱い開始について
株式会社エコアは、2022年9月よりカーボンニュートラルLPガスの取扱いを開始いたしました。
お客様の生活環境向上に寄与すべく、引き続きエネルギーの安定供給に努めながら、日本政府が掲げた「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現」のために積極的に取り組みます。
この取組により、年間約300tのCO2排出削減が見込まれています。
カーボンニュートラルLPガスについて
カーボンニュートラルLPガスとは、LPガスの採掘~利用(燃焼)までの工程で発生する温室効果ガスを、新興国などにおける環境保全プロジェクトによって創出されたカーボンクレジットで相殺(カーボン・オフセット※1)し、地球規模では、このLPガスを使用してもCO2が発生しないとみなすものです。
使用するエネルギー源をカーボンニュートラルLPガスに転換する事で、既存の設備や業務内容を変更することなく、環境負荷低減、脱炭素社会への貢献を実現します。
環境保全プロジェクトを通して、地球規模での温室効果ガス削減及び排出抑制に加え、現地での雇用創出や生物多様性の保護等、SDGsの取組にも繋がります。
※1 カーボン・オフセット
※1 カーボン・オフセット
カーボンニュートラルLPガスの運用について



九州全域の各事業所に供給開始
2022年4月より弊社各事業所の給湯及び空調設備に使用するLPガスをカーボンニュートラルLPガスに転換いたしました。 カーボンニュートラルLPガスを使用する事による環境負荷低減はもちろん、社員全員の意識改革となり、脱炭素社会への貢献に会社一体となって取り組んでいます。
お取引先様については、学校や病院等の公共施設、関係各社様へカーボンニュートラルLPガスを供給いたします。
弊社がLPガスを供給する学校施設327カ所でも導入を進めております。
弊社が取扱うカーボンニュートラルLPガスについて
クレジットの使用先が明確
弊社では、JCM※2(二国間クレジット制度)のカーボンクレジットを採用しています。
このクレジットはカンボジアにおける445,000ヘクタールの森林保護プロジェクトSouthern Cardamom REDD+ Projectに活用され、森林保護、動物保護、学校教育等を支援します。
※2 Joint Crediting Mechanism: JCM(二国間クレジット制度)
温室効果ガス排出削減・吸収への日本の貢献を、定量的に評価するとともに、日本の排出削減目標の達成に活用します。
カーボンニュートラルLPガスにおけるカーボンクレジットコスト
LPGのGHG(Greenhouse Gas)排出量はLPG質量の3.3倍 ※ジクシスGHGプロトコル算定結果引用